ランチの隣人


今日は、会社ちかくのパン屋さんでひとりランチ。
お天気もよいし、窓辺の席でのんびりしよ。


ふと見ると、
となりのテーブルに赤ら顔の白人のおじさんと
職業婦人ぽい日本人のおばさま。


どうも仕事の話っぽい。
白人のおじさんが一生懸命に何やら話してるんだけど
おばさま、まったく無反応。
返事どころか、相づちどころか、目も合わせない。
まったく会話にならない状態。延々10数分..


いやーすごいなー、あれだけ完全無視ってすごいよ。。
なかなかできん。
相当怒っていたのか。そもそも、そういう人なのか。。。
それでも頑張ってしゃべり続けるおじさんもすごいけど。
慣れてはるんやろうか??


他人事だけど、はらはらしちゃって食べた気がしない。。
ぽかぽか陽気でまったりのんびりするはずだったのに。
お店を出てくれて、ちょっとほっとする。(出るときも当然無言ね。)



次にすわったのは、背広姿の小柄なおじさん。
高いイスに届いてない足がちょっとコミカル。顔は藤原寛美風。


で、おじさんのお皿を見て目が点。
カフェオレとおにぎりパン3つ。
お、おにぎりパン(だけ)3つ?!?!

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 おにぎりパンとは、
 やわらか生地のパンで1辺10cmくらいのさんかく形。
 中に具が入ってる。3種あって、ツナかごぼうか高菜ね。

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えっと、このお店、他にもパンいろいろありますけども、
しかも、ちっちゃなお皿にきゅうきゅう山盛ですけども、
きっと、ツナとごぼうと高菜と全種なんでしょうけども、


おにぎりパン(だけ)3つ、なのね。


そうなのね、ものすごいスキなのね。。よくわかったよ。。。
おじさんの顔がおにぎりパンに見えた。


ちょっと笑ってしまった。こころ和んだ。
おかげで、結果的にはのんびりまったりランチになりました、、とさ。