手紙
東野圭吾さんの「手紙」。
![手紙 (文春文庫) 手紙 (文春文庫)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41%2BF0UHNpHL._SL160_.jpg)
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/10/06
- メディア: 文庫
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兄の犯した強盗殺人の罪を、弟はずっと背負うのか。
罪を犯したのは彼ではない。
それでも、永久に背負いつづけなければならないのか。
それは彼の家族、妻や娘にも課せられるのか。
そして、途切れることのない兄からの手紙。それは無邪気とさえいえる内容で。。
難しいなあ、、、というのがひとことでの感想。
出てくるひとたち、みんな決して悪い人じゃない。むしろ善人ばかり。
けれども
彼は人生のあらゆるところで兄の罪を背負う羽目になってしまう。
すべてに共感できるわけではない。でも「わかる」。
「罪を犯す」ことの意味をすごく考えさせられる作品でした。