さえないGW


今年のGWは、9連休だったのに、
しょっぱなから風邪にかかり、結局、ずーっっと家の中。
遊びの予定も全キャンセル。。


寝てるか本読んでるか食べてるか、寝てるか本読んでるか。。




てわけで、まず手をつけたのは、もちろんマイブームのゲド戦記
4巻、5巻はソフトカバー版の発売は5月10日なんだけど、
あと数日が我慢しきれず、近所の図書館で流し読みしてしまった。


全巻通してみて、わたしは、やっぱり1巻が好きでした。
ゲドが若くて感情移入しやすかったのかもしれないけれど、
自分に沁みることばやシーンがたくさんあった。
特にオジオンとゲドのシーンは本当によかった。

まあでも、
4巻5巻あたりのゲドとテナーのまったり熟年夫婦っぷりもなかなか良し。
全巻を読むことによって、より1巻の良さが深まった感じです。



で、ゲド戦記だけでは全然間がもたず、以下手当たり次第。


魔法使いつながりでハリーポッターをだだーっと読み返し、
溜めてたナショナルジオグラフィックを片付け、
まだ足りないと、本棚から昔の本ひっぱりだして、読む読む読む。。。


それでもなんたって9連休。あんまりヒマだから、
久しぶりに『白痴』まで読み返す失敗をやらかした。


ドストエフスキーは元気な時でも熱出るのに、
しんどい時に読んだらいけません。ほーら、また熱あがってきた。


今まで読んだのは3冊(罪と罰カラマーゾフ、白痴)だけだけど、
登場人物、ことごとく、あたま沸騰。
罪と罰』の時なんて、主人公の沸騰ぶりに
私までつられて知恵熱出して次の日休んだもんね。。(←ちょっとバカ)


ドストエ作品のひとびとは、みんななんであんなに沸騰してるんだろう。
ロシア人がそうなのか。いや、ロシア語がそういう言語なのか。。
でも、トルストイはそんなにでもなかったような記憶もあるなー。


ともかくも冴えないGWおしまい。おしまい。
明日からがんばりまっしょい。